インドネシアとの対戦を控える日本代表。13日の練習後には三笘薫(ブライトン)が取材に応じた。

中村敬斗(スタッド・ランス)の台頭もあり、三笘は本職の左サイドだけではなく左シャドー(3トップの左側)での起用も予想されている。

よりFWに近いポジションでプレーする可能性もあるが、今回は2次予選から8得点を決めているエースFW上田綺世(フェイエノールト)がケガで不在となった。

ただ三笘は、「出ている選手によって少し調整をする部分はありますけどチームとしての戦術の中でプレーしないといけない」とチーム優先の姿勢を崩さず。

その一方で、「ファイナルサード(ゴールに近いエリア)ではそれぞれの特徴を生かさないと。そこは自分たちがやるべきところかなと思っています」と自身にベクトルを向けた。

今回の対戦で話題になっているのは、何といってもインドネシアの帰化戦略であろう。

かつてオランダの植民地であったインドネシアは近年、同国にルーツを持つオランダ生まれの選手を代表チームに多数誘っており、その候補は150名を超えるとも伝えられる。

三笘もインドネシアについて「帰化選手も多くて能力も高い選手が入ってきていると思います」と警戒した。

日本は今年初めに行われたアジアカップでインドネシアに3-1と勝利しているが、三笘は負傷の影響でベンチに入らなかった。

それだけに「僕自身はアジアカップで試合をしていないのでまだ肌感覚でわからないところはあります」と慎重で、「ブロックを敷いたりより強度の高い守備をしてまとまりをもって戦ってくると思います。そのぶんカウンターのところを注意しないといけない」と話していた。

世界選抜級…インドネシアの血を引いた最強イレブン11名

15日に行われる試合は『DAZN』の独占配信となるが、カジュアルに試合を楽しみたい方向けのライブ配信「FanZone」は無料開放される。

【厳選Qoly】6度の選手権優勝!高校サッカー屈指の名門、帝京高校が輩出した「最強の5人」