その象徴と言えるのがご存知、2002年のフランス。
前回王者、さらにアンリ(イングランド)、トレゼゲ(イタリア)、シセ(フランス)という3か国のリーグ得点王を揃えながら、ジダンの怪我による不調もあり、まさかのグループステージ敗退。「船頭多くして船山に上る」ではないだろうが、優秀なストライカーたちをどう組み合わせるのかというのは、監督にとって嬉しい反面、頭の痛いことでもある。
このようにずらりとリスト化してみたが、目立つのは予選敗退の多さ。
やはり中小国のストライカーにとっては、ワールドカップに出場すること自体がまずは大きな目標であり、今大会もスウェーデンのイブラヒモヴィッチ、ポーランドのレヴァンドフスキといった世界的なストライカーが一足早いバカンスを過ごしている。
なお、Jリーグの前年得点王では、今回の大久保が1998年のエムボマ以来となる出場。奮闘したもののゴールを奪うことはできず、残念ながらエムボマ同様グループステージ敗退を喫した。