ミラン、カカと紡いだ記録と記憶を形に

ミランからの退団が決まった元ブラジル代表MFカカ。新天地はMLSのオーランド・シティであり、年内は古巣サンパウロへのローンが決定しているが、”古巣”となるミランはクラブの栄光を築いた背番号22の記録と記憶を形に残した。ミランの公式Facebookにはカカがミランで手にしたタイトルや記録をまとめたインフォグラフィックがアップされている。

2003年、カカが加わってからミランが黄金時代を形成したのは疑いの余地がない。前年、チャンピオンズリーグを制覇したミランは復活の狼煙を上げつつあったが、明確に示したのは2003-04シーズンのセリエA優勝だ。元ポルトガル代表MF、マヌエル・ルイ・コスタや元ブラジル代表MF、リヴァウドを押し退けての大活躍は鮮烈だった。レアル・マドリーへの移籍もあったが、昨年の夏にミランに復帰し、通算100ゴールを達成している。

また、ミランの公式YouTubeチャンネルではカカのミランでの物語を2分の動画に凝縮。P!nkの名曲『Just give me a reason』のメロディがミランとカカの間に存在する愛情を引き立てている。