エドゥアルド(クロアチア)

当時の所属:アーセナル

2008年2月、アーセナルでプレーしていたエドゥアルドは、バーミンガム・シティ戦でマーティン・テイラーの強烈なタックルを受けた。これによって腓骨、脛骨を折り、骨が外部に露出するほどの致命的な怪我を負った。

その後アーセナルでは結局復活を遂げられずに終わったが、シャフタールへと移籍しウクライナでプレー。チャンピオンズリーグではエミレーツ・スタジアムでゴールを決め、ファンから大きな歓声を受けた。

アンドレアス・シッカー(オーストリア)

当時の所属:SVホルン

本田圭佑がオーナーを務めているSVホルンに昨年まで所属していたことで知られるシッカー。彼は2014年11月に花火の爆発事故に遭い、両手を切断せざるを得なくなったのだ。

ホルンとの契約が満了となった後は古巣のウィーナー・ノイシュタットに戻り、アシスタントコーチを務めながらアマチュアでプレー。そして今年ついにプロでの出場を果たし、義手でプレーする世界最初のプロ選手となった。

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