ジュニーニョ・ペルナンブカーノ(ブラジル)
2006年ワールドカップ(ドイツ)
グループ第3節 1-4●
中村俊輔が蹴ったキックが高く上がり、マーク・シュウォーツァーの頭上を超えた。2006年大会の初戦となったオーストラリアとの試合では、ラッキーな先制点からリードを奪った日本代表。
ところがその後逆転を許して敗北すると、次節のクロアチア戦でも引き分け。急に大きなチャンスを得た柳沢は、私生活ほどの決定力を見せることができなかった。
3戦目の相手はブラジル。玉田が幸先の良い先制点を決め、奇跡の可能性を感じさせたが…前半アディショナルタイムにロナウドの同点ゴールを許し、後半8分にはジュニーニョ・ペルナンブカーノが予測不可能の無回転シュートを放つ。
川口能活は正面に捉えるも弾けず…。このゴールが2006年の日本代表を敗退に追い込み、そして中田英寿のキャリアを終わらせた。