オスカル・カルドーソ(パラグアイ)
2010年ワールドカップ(南アフリカ)
ラウンド16 0-0(PK3-5)●
本田圭佑をFWに起用する奇策が成功し、自国開催以外で初めて決勝トーナメントに到達した日本。
しかしグループステージを目いっぱいの力で戦い抜いた彼らに余力はなく、ラウンド16では堅守のパラグアイを崩せず0-0のままPK戦へ。3番手・駒野友一のキックが無情にもバーを叩いたことで、2002年大会に続いてベスト16で涙を呑むこととなった。
そんな試合でパラグアイのゴールを守ったのは、先月行われた日本との親善試合を最後に現役を引退したビジャール。そして、勝負を決する最後のキッカーを務めたのが、ベンフィカなどで活躍した左利きの長身FWカルドーソだった。