好きな男子サッカー選手はあの人!
――ところで今季決めた11ゴールの“内訳”は御存知ですか?
ヘディングが多かったのは覚えているのですが…。
――さすが!まずPKが1得点ありました。それを除くとヘディングで4得点、右足と左足で3得点ずつです。
ありがとうございます!(笑) 正直、ヘディングは背が高い(172cm)ということが大いにあると思います。
両足で蹴れるのはシュートに限らずですね。どんな場面でも利き足だけでなく両足でボールを扱えるのは自分の武器だと思っています。
――日本人は両足を使える選手が多いですよね。
海外の選手は利き足以外は全然使えない選手ばかりです。逆に日本人は器用なので、両足で蹴れる選手がかなり多いですね。
――なるほど。海外というとどうしても「球際」の話になってしまうのですが、シーガルズのサッカーは「球際の強さ」に特徴がありますよね。
ウチのチームは確かにそこに特徴があると思います。それでも、「もっと強くいってもいい」と、練習中からでも思うことがよくありますね。
――欧州などに比べると物足りませんか?
2部だというのはあるのですが、フランスに比較すると球際の迫力はまだまだだと思います。
駆け引きは日本人の方が上手いんです。ただ、単純に球際の強さでいうと、まだまだだと思います。それはシーガルズを見ていてもそうですし、対戦相手や他のチームを見ていてもそう思います。
そういう球際の強さが全体的に上がっていけば、なでしこリーグ全体のレベルがもっと上がっていくのだろうな、と思います。
――なでしこリーグで4連覇を達成した日テレベレーザも?練習試合(11月17日)では1-6で敗れてしまいましたが…。
ベレーザの場合は強さより巧さでいなして来るので、巧さで翻弄されてしまいました。
――ところで、大滝選手は自分たちの試合以外にもサッカー観戦をするのですか?
欧州のサッカーは満遍なく観ます。最近はマンチェスター・ユナイテッドの試合をよく観てますね。
――ちなみに好きな選手は?
元ドイツ代表MFメスト・エジル選手(アーセナル/イングランド)ですね!特にレアル・マドリー時代のエジル選手が好きでした。
あと、ベルギー代表MFエデン・アザール選手(チェルシー/イングランド)も好きでよく観ています!大柄でドシッとした選手よりは、その周りを動き回るようなテクニックのある選手が好きですね!
――ファンタジスタタイプの選手がお好きなんですね!そういえばフランスのオリンピック・リヨンに在籍されている頃は、あのロッタ・シェリン(※)選手の後ろでプレーされていました。
もし、私のような長身FWの選手がもう1人いたら、私は1.5列目に落ちてプレーすると思います。ただ、チームに求められていることもあるので、それはチームのバランスも見ながらプレーしています。
※ロッタ・シェリン:「女イブラヒモビッチ」の異名を持ち、欧州No.1のFWと称されたスウェーデン女子代表。今年8月に現役引退を発表。