デデ

「ロベルト・カルロスの後継者」の候補に挙げられた元ブラジル代表の左サイドバック。

ロシツキーやコレルらと並ぶ2000年代のドルトムントを象徴する選手で、クラブが財政難で転落した時期にも残留して活躍したことから、サポーターから最も愛された外国人選手の一人となっている。

元日本代表の信藤健仁氏が「もしブラジルにロベカルがいなければ、代表のレギュラーになっていてもおかしくない」と語ったように、ロベカルの壁に阻まれブラジル代表では親善試合1試合の出場にとどまった。

そして当時カタール代表の指揮官を務めたフィリップ・トルシエが前述のアイウトン、デデ、デデの弟であるレアンドロの3人を同時に代表へ招こうとしたがFIFAが却下。この一件はルールが見直されるきっかけにもなった。