1日に行われたアジアカップ2019決勝、日本代表とカタール代表の試合は1-3という結果で終了した。

日本はイランとの準決勝で負傷した遠藤航が復帰できず、塩谷司がボランチで起用された。それ以外は同じ4-2-3-1で臨んだ。

一方、カタールは5バックにツートップ気味のフォーメーションを使い、バランスがいいディフェンスからの反撃をベースに戦う。

人数をかけたサイドの守り、大迫のポストと飛び出しに対するフーヒの対応、アクラム・アフィーフとアルマエズ・アリの縦にギャップを作った関係からの早い反撃。守りながらもセカンドボールを支配し、隙のないプレーで日本に脅威を与えていった。

日本がなかなかペースを握れないなか、カタールは12分に先制点を奪う。左からのアクラム・アフィーフのクロスをアルマエズ・アリが背中を向けてトラップ。吉田麻也を背負いながらリフティングし、バイシクルシュートをゴール右隅に沈めた。

これでさらに勢いが高まったカタールは、37分にアブドゥラジズ・ハーティムが右よりの中途半端なポイントに入り込んでボールを受けてビッグチャンスを迎える。プレスを受けない状況から得意の左足を振り抜き、ゴール左に突き刺した。

日本は前半のうちに0-2とリードされてしまい、厳しい状況でハーフタイムを迎えることとなった。

後半にはより攻撃性を高めた日本がペースを掴み、特にサイドからチャンスを作っていく。61分には原口元気に替えて武藤嘉紀を投入し、南野拓実を左サイドに配置。クロスからのヘッドというオプションも加えて攻め込んだ。

そして69分には塩谷がワンタッチで出してテンポを変えた縦パスを大迫が流し、南野が裏に抜け出して小さなループシュートを決めた。これで1点差に迫る。

ところが、81分にカタールの右CKから日本はPKを与えてしまう。アブドゥルカリーム・ハッサンと競り合った吉田麻也の手に当たり、VARで判定された末にハンドとジャッジされた。アクラム・アフィーフのシュートを権田が止められず、残り10分でスコアは1-3に。

残り時間が少ない中で、森保一監督は塩谷に代えて伊東純也を、南野に代えて乾貴士を投入。攻撃の枚数を増やして得点を狙うも、ゴールにまでは至らず…。

試合は1-3のままで終了し、3年後のワールドカップに向けて弛まぬ努力を続けてきたカタールが初のアジアカップ優勝を果たす結果となった。日本は5回目の決勝で初の敗北となる。