オマル・ラロサ

アルゼンチン代表で11試合に出場し、1978年W杯の優勝メンバーだったMFラロサは、サン・ロレンソでプレーした1981年を最後に現役を引退した。

その後すぐに彼はサッカー界どころか社会から姿を消した。名選手だった彼に仕事を頼みたい人がたくさんいたにもかかわらずだ。「ギャングに殺された」という噂まで出た。

しかし彼は80年台終盤になって人前に現れた。そして「私は10年の間山を歩き回っていたのだ。そして、自分の魂や心の良さを発見しようとしたのだ」と語った。