ホームレス・ワールドカップ2008
メルボルンで行なわれたホームレスワールドカップ2008。世界各国から住む家を失った人々が集まり、サッカーで戦うイベントだ。
全世界から男女440名が登録されたが、大会後に多くの選手がチームから失踪した。ジンバブエ、アフガニスタン、ルワンダなどの代表選手が亡命を希望。リベリアの女子代表チームは全員が姿を消した。
最終的にはおよそ60名の選手たちが帰国することを拒否し、先進国オーストラリアでの生活を求めた。FIFAが与えようとしたチャンスはそういうものではなかったはずだが。