ちなみに、前のポジションで好きなのはリヴァプールのロベルト・フィルミーノ。
読売クラブにいた人たちが彼を見たら、全員が上手いと言うと思います。それくらい、本当に上手い。個人的にはネイマールよりもフィルミーノのほうが上手いと思います。
誰にでも合わせられますし、ストリートの匂いを残しつつ、でも近代サッカーに必要なスピードなども備えている。
彼のような選手を見るのは楽しいですね。人柄が大人しいのでブラジル代表ではネイマールに譲ったり遠慮がちにしていますが、ブラジル人も皆フィルミーノは上手いと言っています。
ネイマールのことは特に好きでも嫌いでもないですが、あれだけボールを奪われていいならそりゃ好きなことができますよ(笑)。
「一般の人にもサッカーの楽しさが伝わりやすいよう、解説ではプレーについて話すよう心をがけています」という川勝良一氏。独特な視点での選手評はさすがの一言だ。
今大会では、マルキーニョス、そしてロベルト・フィルミーノのプレーにぜひ注目してほしい。