マンチェスター・シティの下部組織から2000年にトップへ昇格し、1年半で12試合に出場した経験を持つDFディクソン・エトゥフ。

その後プレストン・ノースエンドやノリッジ、サンダーランド、フラムなどでプレーし、ナイジェリア代表としても2010年W杯に出場するなど実績を残している選手だ。

彼は2014年にイングランドを離れてスウェーデンのリーグに挑戦しており、名門AIKソルナで2016年までプレーしていた。

その後は5部リーグのクラブに加入していたといわれるが、2017年に彼はある元選手と共謀の上、AIKソルナのGKキリアコス・スタマトポロスに八百長を持ちかけたという。

『BBC』によればその試合は春に行われたAIKソルナ対ヨテボリで、エトゥフは「試合の結果を固定してくれれば金銭を支払う」とスタマトポロスに打診したそう。

昨年行われた地方裁判所での審理では、具体的な金銭的申し出を送った証拠が十分ではないとしてエトゥフには無罪が言い渡された。

しかし検察側が控訴したため再審理が行なわれ、ストックホルム控訴裁判所は今回エトゥフに有罪判決を言い渡したとのこと。

その罰則は罰金の支払いのみで、投獄はされず保護観察処分であるという。しかしエトゥフはこれを不服をして控訴を行う方針であるそうだ。

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