先日大きな問題となったフランス代表選手ウスマヌ・デンベレとアントワーヌ・グリーズマンの人種差別的行動が、さらなる波紋を呼んでいるようだ。
彼らが所属しているバルセロナのメインスポンサーを務めている楽天の三木谷浩史氏は、6日に正式な抗議を行ったことを明らかにした。
FCBの選手が差別的発言をした事について、クラブのスポンサーまたツアーの主催者としてとても残念に思います。楽天はバルサの哲学に賛同し当クラブのスポンサーをしてきただけにこのような発言は、どのような環境下でも許されるものではなく、クラブに対して正式に抗議すると共に見解を求めていきます
— 三木谷浩史 H. Mikitani (@hmikitani) July 6, 2021
さらに今回、アントワーヌ・グリーズマンと遊戯王アンバサダー契約を結んでいたコナミデジタルエンタテインメントが、公式サイトに投稿された声明において「契約を解除する」と明らかにした。
コナミデジタルエンタテインメント
「株式会社コナミデジタルエンタテインメントは、スポーツの理念がそうであるように、いかなる差別も許されるものではないと考えています。
遊戯王コンテンツでは、グリーズマン選手とのアンバサダー契約は解除することとしました。
サッカーコンテンツでは、FCバルセロナに対してクラブパートナーの立場として本件の詳細な経緯と今後の対応の説明を求めていきます」
【写真】デンベレ、日本人への差別発言を謝罪も再炎上…グリーズマンは別の差別疑惑が浮上
コナミデジタルエンタテインメントが展開しているウイニングイレブンシリーズではバルセロナとパートナー契約を結んでおり、それについてもどのような対応がなされるのか注目されている。