マンチェスター・ユナイテッドは25日にイングランド・プレミアリーグのチェルシー戦に臨み、4-1と勝利を収めることに成功した。
開始直後にカゼミロが先制点を奪取し、前半終了間際にもアントニ・マルシャルが追加点を決めて2-0でハーフタイムへと突入。
さらに73分にはブルーノ・フェルナンデスがPKで3点目を奪い、その数分後にもマーカス・ラッシュフォードがゴール。最後にジョアン・フェリックスのシュートで失点するも、大差で3ポイントを獲得した。
その中で話題になっている場面の一つが、ブルーノ・フェルナンデスのPKに至るところだ。
ブルーノ・フェルナンデスが左サイドからドリブルを仕掛け、フォファナを股抜きしたところで倒されてファウル。審判はこれでペナルティキックを宣告した。
そしてブルーノ・フェルナンデスがこれを決めたものの、激しく喜ぶことはなくゆったりと歩きつつ、耳を塞ぐようなジェスチャーをした。それに対してチェルシーのエンソ・フェルナンデスが怒りを見せ、両チームの選手がしばらく揉み合いになったのだ。
『Sky』によれば、この場面についてブルーノ・フェルナンデスは以下のように説明したとのことだ。
ブルーノ・フェルナンデス
「とくになにもないよ。僕はゴールを祝っていただけだった。
少し僕はイライラしていたんだよ。自分でゴールを決められなかったことにね。
大きなチャンスがあったにもかかわらず、それを逃してしまった。だから少しフラストレーションがあった。それだけだよ」
ペナルティキックを獲得したドリブルで倒されてしまったことが不満だったため、ゴールを決めたにもかかわらずイライラしていた…とのことだ。
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結果的にペナルティキックで自分が得点したのに、その前のプレーに対しての不満を持っていたという…妥協を許さない男ブルーノ・フェルナンデスである。