2日に行われたヘタフェ戦で2-1の逆転勝利を収め、開幕4連勝を達成したレアル・マドリー。

今季のホーム初戦となったこの試合。マドリーのホームスタジアム「サンティアゴ・ベルナベウ」では、2019年6月から始まった大規模改修が佳境を迎えている。

向かって左側のゴール裏は昨季1階部分が幕で覆われていたが、今季は完全開放。ジュード・ベリンガムの劇的逆転弾に大いに沸いた。

またヘタフェ戦の試合後には、新サンティアゴ・ベルナベウの目玉機能の一つが稼働したようだ。クラブ公式が映像で紹介している。

天然芝のピッチを6枚に分けて収納する、地下の巨大構造物…まるでSF映画やゲームなどに出てくる“地下要塞”のようだ。

新サンティアゴ・ベルナベウは、開閉式の屋根を含め外壁に包まれた作りとなっており、太陽光での芝の養生はこれまで以上に難しい。

そこで導入されたのが、地下格納式のピッチだ。芝の生育を促進するためのLEDライトや散水システムが完備され、ロボット芝刈機により芝の長さも細かくコントロールされる。

未来的な外観も印象的…。

コロナの影響やウクライナ侵攻により遅れていたレアル・マドリーのスタジアム改修プロジェクトはいよいよ今年中に完了。

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新サンティアゴ・ベルナベウは、12月23日にお披露目される予定となっている。

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