伊藤敦樹

追加招集された6月シリーズで日本代表デビューを飾り、9月のトルコ戦では左足で見事なミドル弾を叩き込んだ伊藤敦樹。

しかしそうした鮮烈なイメージとは裏腹に、所属の浦和レッズではここのところ低空飛行が続いている。

高いフィジカル能力と決定力を備える一方、ある程度自由にプレーしないと持ち味を発揮できない面があり、代表でも川辺駿と一緒に出場したカナダ戦はその課題がはっきりと出た試合だった。

4日に行われたYBCルヴァンカップ決勝もノーインパクトのまま61分に交代。高い位置でプレーさせるにしても技術力が足りないため、チームとして使い方の難しい選手になっている。