伊東純也
30歳になっても衰え知らずのスピードスター。しかし、ベトナム戦は珍しく精彩を欠く試合となった。
プレーを見ていると、アジアカップで使用されているKelme製のボールへのアジャストに苦労している印象。ボールに意識が行くためか視野が狭く無理な仕掛けも目立った。またハイラインの5バックに対する立ち位置にも前半は迷いが見られた。
とはいえ、オフザボールでの多大な貢献はいつも通り。堂安律が入った63分以降はクラブでも任されることのある左サイドでプレーしている。
南野拓実と久保建英の好調ぶり、そして負傷明けの三笘薫が全体トレーニングに合流したばかりということを考えると、今後を見据えた森保一監督の采配だったのかもしれない。