菅原由勢

第2次森保体制がスタートした昨年3月からあっという間に右サイドバックのレギュラーに定着した菅原由勢。彼もまたベトナム戦はゲームにフィットしなかった。

相手の5-4-1のシステムにより1人で2人を見る時間が多かったとはいえ、局面の対応で後手を踏み、かつ球際でも競り負けるシーンが目立った。

とくに32分にイエローカードを受けた場面は、谷口彰悟の的確な判断がなければDOGSOで退場になっていたはず。また直後の逆転弾も自身が付くべき大外の選手に易々と合わせられている。

攻撃面でも入っていくスペースを見つけることに苦労し、ここ一年の日本代表では珍しく右サイドが機能性を欠いた。2戦目以降の巻き返しに期待したい。