浦和レッズは30日、MF松本泰志がサンフレッチェ広島より完全移籍で加入することで合意したと発表した。
松本は1998年8月22日生まれの26歳。埼玉県の昌平高校から2017年にサンフレッチェ広島でプロ入り。世代別代表の常連で、東京五輪世代の一人として森保一監督のチームにもたびたび招集されていた。
アビスパ福岡、セレッソ大阪への期限付き移籍を経ながら成長すると、2022年からのミヒャエル・スキッベ体制で本格的に台頭。今季はボランチやシャドーのポジションで36試合3ゴールを記録し、自身初のJリーグ優秀選手に選出されていた。
以下は地元埼玉の浦和への移籍を決めた松本のコメント。
浦和レッズ公式
「サンフレッチェ広島から加入しました松本泰志です。強い意志と覚悟をもってこのクラブにきました。浦和レッズでタイトルを獲るために走って闘います。一緒にタイトル獲りましょう!」
サンフレッチェ広島
「サンフレッチェ広島に関わる皆様、7年間、たくさんの応援とサポートをありがとうございました。
広島での7年間の思い出はここには収まりきりません。プロの世界を全く知らない自分を温かく受け入れてくれたことからはじまり、いつのまにかサンフレッチェ広島だけでなく街全体を大好きになっていました。だからこそ、この決断をするのはすごく悩み、本当に時間がかかりました。
ただそのなかで、地元のクラブでプレーするという昔からの夢を叶えるために、この決断をしました。自分の決断を尊重してくれたクラブには本当に感謝しかありません。
これまで素晴らしいたくさんの仲間達とサッカーができて本当に幸せでした。7年間本当にありがとうございました」
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