『Corriere della Sera』は「ミランの副会長を務めているアドリアーノ・ガッリアーニ氏は、ズラタン・イブラヒモヴィッチ獲得の可能性について話した」と報じた。

今夏も多くの補強の噂が飛び交っているミラン。まだ欧州コンペティションの出場権を獲得出来る可能性は残っており、それに向けての選手の引き入れが期待されている。

その中でも大きな話題になったのは、かつて所属していたズラタン・イブラヒモヴィッチをフリーで引き入れるのではないかという噂だ。

パリ・サンジェルマンを離れる彼には世界中からオファーが届いているといわれているが、ミランもその1つであるとメディアによって報告されていた。

その噂についてアドリアーノ・ガッリアーニ氏は以下のように話した。

アドリアーノ・ガッリアーニ

「ミランの若手育成プロジェクトは、私にとって興味をそそられるものだ。

ディレクターである私にとって、若い選手がトップチームに辿り着き、あまつさえ代表チームにまで入ってくる・・・それ以上の喜びはないのだ。

今、様々な年代別のカテゴリにおいて、我々のユースアカデミーから37名の選手がイタリア代表に選ばれている。

トップチームにも、我々のアカデミーが育て上げた選手が6名もいる。ジャンルイージ・ドンナルンマ、イニャーツィオ・アバーテ、マッティア・デ・シーリョ、ダヴィデ・カラブリア、ルーカ・アントネッリ、そしてロカテッリだ。

他のビッグクラブのどこも、このように多くの生え抜き選手を備えてはいないのだよ」

「(夏のマーケットではズラタン・イブラヒモヴィッチを獲得するという噂があるが?)

イブラヒモヴィッチや、それに準ずる選手たちは、もはや我々が維持することが不可能なほどの賃金を受け取っているのだ。

セリエAはかつて選手たち全てが目指す場所だった。しかし、今では大金が通りすぎていく場所になってしまったのだ」

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