『LVZ』は「ドイツ・ブンデスリーガへの昇格が決まっているRBライプツィヒは、スイス代表FWブリール・エンボロの獲得を諦めた」と報じた。

バーゼルで若くしてデビューし、豊かな才能を見せつけてきたエンボロ。現在はEURO2016に出場しており、19歳という年齢を感じさせないプレーで話題を集めている。

世界的飲料ブランドのレッドブルが保有していることで知られるRBライプツィヒは、初めてのブンデスリーガ挑戦に向けて大きな補強を画策している。

その一環としてエンボロの獲得に乗り出し、バーゼルに対してはすでに具体的なオファーを提示していた。

その額については2000万ユーロ(およそ23.3億円)の移籍金、そして給与は年300万ユーロ(およそ3.5億円)まで支払うというものだったという。

しかし、この提示に対してバーゼル側は返事を先延ばしにしており、それをライプツィヒ側が待てなかったとのこと。

スポーツディレクターを務めているラルフ・ラングニックは以下のように話し、すでにバーゼルには断りを入れたと語った。

ラルフ・ラングニック

「昨日の夜、我々はブレール・エンボロ、そしてバーゼルの公式に対し、もはや取引に関心はないと通知してきた」

これによって、エンボロの獲得に近づいているのはマンチェスター・ユナイテッドであると考えられている。

ユナイテッドは彼に3500万ユーロ(およそ40.8億円)の移籍金、そして年俸500万ユーロ(およそ5.8億円)を提示する可能性があるという。

ジョゼ・モウリーニョ監督は彼の獲得を強く望んでいるとのことで、今後の動きが注目されそうだ。

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