チーロ・インモービレ
(ユヴェントスからシエナ、グロッセート、ペスカーラにローン移籍していた)
「悪いものではなかったよ。成長できるチャンスを与えてくれるものだからね。おそらく、ユヴェントスに残っていても同じようなものはなかっただろう。チャンスが少なかったからね。
理解できなかったのはペスカーラに所属した後だけだね。マルコ・ヴェッラッティはパリ・サンジェルマンに行き、ロレンツォ・インシーニェはナポリに戻り、僕もジェノアに行くことになった。
それらの経験は僕を助けてくれたよ。その後のトリノでのシーズンは上手くやることができた。これまでの悪いことを乗り越えてきたからね。
難しいところもあった。最初の7試合でゴールを決められなくて、『インモービレはセリエAの準備ができていない』と言われることもあった。
セリエBで上手くやっていたし、ゴールも取っていた。それはゼーマン監督がいたからだとね」
(ドルトムントでは?)
「クロップ監督は僕に諦めないことを教えてくれたよ。何があっても態度を変えない男だ。スーパーカップに勝ったときも、12月にブンデスリーガで最下位にいるときも全く同じだった」
(ドイツ語について)
「アレは難しいね。だって、あんなにいるのにフランク・リベリはまだ話さないんだよ。オーバメヤングもそうだったし、香川真司もできなかったし。
トーマス・トゥヘルがやってきて、彼はドイツ語で話しかけてきた。僕は『いや、わからない』と答えた。そして、彼は僕が難しい状況にあることに気付いたんだ」
香川もリベリもできないのに…インモービレがドイツ時代を語る
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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