タイ代表対インドネシア代表(1998年タイガーカップ)

1998年の東南アジアサッカー選手権、通称タイガーカップ。グループステージ最終節で、国際サッカーの歴史上最も奇妙なゴールが生まれた。

この両チームはすでに決勝トーナメント進出を決めていたが、1位と2位がこの結果で左右される。

試合は2-2のままアディショナルタイムに突入。しかし、前日の試合でホスト国のベトナムが2位になっていた。どっちも正直1位になりたくない…。

そこでインドネシアは、タイの妨害を受けながらも自陣のゴールにシュート!これによってスコアは3-2となり、インドネシアは狙い通り2位となった。

ただ、結局決勝トーナメントに進んだタイ、インドネシアともに準決勝で敗北。オウンゴールをしたムルシードは国際試合から永久追放になってしまった。