リヴァプール対アーセナル(1988-89)、マンチェスター・C対QPR(2011-12)

1988-89シーズンの最終節は、1位のリヴァプールが2位のアーセナルを迎えた。どちらにも優勝の可能性があった。

アーセナルは2点のリードを奪う必要があり、先制点を奪取。しかしアディショナルタイム、マイケル・トーマスがロングボールから抜け出し、優勝をもぎ取る2点目を決めたのだ。

そして歴史は繰り返す。2012年にマンチェスター・シティが優勝を決めたときも、同様の状況だった。

優勝を争っていたユナイテッドはサンダーランドに勝利。シティは勝利を必要としていた。

しかし降格の危機に瀕していたQPRにリードされ、一時は1-2となる。その中でダビド・シルバのコーナーキックから追いつき、アディショナルタイム4分にセルヒオ・アグエロが逆転ゴール!

マンチェスター・シティに44年ぶりのプレミアリーグ優勝をもたらした、劇的な場面だった。