新型コロナウイルスの影響によって、世界各国のリーグは中断を余儀なくされており、選手たちも自宅での自己隔離を強いられている。
そうした中、強制的な隔離措置を4月12日にまで延長したばかりのアルゼンチンで悲劇があった。
『TN』によれば、ベレスFWリカルド・セントゥリオンの恋人が事故死したという。27歳の彼は2018年W杯でアルゼンチン代表の予備登録35人に入ったアタッカー(キャップ数はなし)。ラシンやサンパウロ、ボカ・ジュニオルスやジェノアでもプレーした経験がある。
先月の試合ではこんなスーパーゴールを決めていた(以下動画27秒~)。
亡くなったのは、彼の恋人だった25歳のメロディさん。
彼女はセントゥリオンとともに隔離をしていたというが、何らかの理由で車で外出。運転中に心停止を起こして、誰も乗っていなかった駐車中の車に衝突する事故により亡くなったそう。
交際期間は4年ほどで、セントゥリオンが困難な時も支えてくれる存在だったとか。彼は数週間前には祖母も亡くしていた。幼い頃、母親が働いている間に、アカデミーの練習に連れて行くなど世話をしてくれたのが祖母だったという。
「本当に祖母には世話になった」と感謝を語っていたセントゥリオンは、立て続けに大切な人を亡くしたことになり、相当なショックを受けているようだ。