MF:ジネディーヌ・ジダン
当然ながら現在レアル・マドリーの監督を務めているジネディーヌ・ジダンを入れないわけにはいかないだろう。選手としても指揮官としてもこのクラブに大きく貢献した。
なんとも言えないエレガンスをフィールドに持ち込んだ天才は、ボールを使って魔法をかけられる数少ない選手であった。柔らかいタッチで吸い付くようなトラップをし、信じられないような選択を難なく行う。
フランス代表でもレアル・マドリーでもあらゆるタイトルをコレクションした彼であるが、その中でも最も記憶に残るのはUEFAチャンピオンズリーグの決勝でレヴァークーゼンを相手に決めた左足ボレーシュートだろう。