MF:フランシスコ・ヘント

「カンタブリアの嵐」と異名をとったフランシスコ・ヘントは、ヨーロッパの頂点を争う大会で6回優勝したという世界唯一の選手である。ディ・ステファノやプスカシュらと並び、レアル・マドリーの歴史上最高のチームのメンバーであった。

クロスの精度、ドリブルのスキル、そして驚くべきスピードを備えていたウイング。18シーズンをレアル・マドリーで過ごし、600試合以上でプレーし、12回のリーガ優勝を経験した。

2016年には死去したディ・ステファノ氏の後を継ぐ形でレアル・マドリーの名誉会長に就任している。なお、彼の甥であるパコ・ジョレンテもレアル・マドリーでプレーした選手であり、その息子がマルコス・ジョレンテ(現アトレティコ・マドリー)である。