1996年にSKブランからサウサンプトンに加入し、2008年まで12シーズンに渡ってプレーし続けたノルウェー代表DFクラウス・ルンデクヴァム。

大柄な体格を生かしたハードなディフェンスで信頼を受けたが、2007年に負ってしまった足首の深刻な怪我がきっかけとなり、2008年に現役を引退せざるを得なくなった。

サウサンプトンのファンはレジェンドを華々しく送り出したが、ルンデクヴァムはそれからすぐに精神を病んでしまったという。

クラウス・ルンデクヴァム

「毎朝目を覚ますと、ウォッカをストレートで飲まなければならなかった。それは、サウサンプトンで輝かしい引退式を行ってからわずか9ヶ月しかかからなかった。

自分を見失い、逃げ道が見えない絶望的な状況に陥るまで、信じられないほどに早かった。

とても疲れていて、とても落ち込んでいた。1日23時間寝転がり、ただアルコール、薬物、コカインを必要としていた。

ゆっくりと、しかし確実に自分を破壊していた。実際にはとても早かったが。

最終的には多くの妄想と多くの不安に襲われ、自分の命を2回奪おうとした。幸運にもそれは成功しなかった。

それから、私はサウサンプトンのレジェンドである自分が何をしているのかと、とても大きな罪悪感と恥ずかしさを感じたよ。私は突然完全に失われ、破壊されていたんだ」

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現在ルンデクヴァムはトニー・アダムスが主催するスポーティング・チャンス・クリニックと協力しており、同じような悩みを抱えている人に向けての活動を行っているという。

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