CM:イルカイ・ギュンドアン(マンチェスター・シティ)
ペップ・グアルディオラの3冠チームにはどこを見渡してもクラッチプレイヤーがいる。
だが、この巧妙なウイニングマシーンのなかでも突出しているのが、ギュンドアンだ。
同僚のカイル・ウォーカーは「彼は大事なシーズン終盤になると全盛期のジダンになる」とこのキャプテンについて話している。
ギュンドアンはリスクが高まると重要さを増すだけではない。FAカップ決勝でわずか13秒でとんでもないゴールを決めたように違うタイプの選手になるのだ。
リーグ戦ではタフな闘いになったエヴァートン戦でのパフォーマンス(2ゴール1アシスト)で優勝争いをしていたアーセナルのスピリットを打ち砕いた。
グアルディオラ監督がシティで最初に獲得した選手でもあるギュンドアンは移籍を決意しており、指揮官はビッグゲームで特別な才能を発揮する彼の代役を見つけるという難題に直面している。