欧州各地で開催されているUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第3節。RCランスは25日に行われたホームでのPSV戦に1-1で引き分けた。
20歳のエリー・ワイはアーセナル戦に続く2試合連続ゴールでチームに勝点をもたらしている。
1点を追う後半20分、右からのクロスをジャンピングボレーで合わせる見事なシュートでゴールを奪ってみせた。
Canalで解説した元フランス代表サミル・ナスリも「ワイはまさにセンターフォワードというゴールを決めた。マーカーを翻弄した後、アクロバティックなタッチのサイドキックを決めたのは脱帽だよ。見るのが好きなやつだ!」と絶賛している。
ただ、ランスのフランク・エズ監督によれば、ゴールを決める前にワイを交代させる寸前だったとか。
指揮官は「エリーを交代させるつもりだった。でも、監督というのは土壇場で閃くことがある。『彼なら苦しんでいてもゴールを決めることができるはずだ』と自分に言い聞かせた。それで考えを変えたんだ」と説明していた。
一方、ワイ本人は「(得点前に)僕は交代しなきゃいけないと思っていた。でも、監督がちょっと閃いて、少し待つことになったんだ!あれはちょっとしたいい瞬間だったね」とコメント。
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ランスは後半18分に3人同時交代を行ったが、エズ監督はここでワイも下げるつもりだった。だが、土壇場でそれを変更した結果、その2分後にワイは同点ゴールを決めることになったようだ。