2月5日の誕生日で39歳になるクリスティアーノ・ロナウド。20年以上もプロの第一線で活躍を続けてきた彼は、並外れたストイックさの持ち主だ。
かつてマンチェスター・ユナイテッドで同僚だったブラジル人アンデルソンは、『Globo』のインタビューでこんな話をしていた。
「(ユナイテッドに)加入してすぐにクリスティアーノに家に行った。彼には大感謝しているんだ。
自分とナニはクリスティアーノ・ロナウドの家に1年近く居候していた。僕らは一切金を使わなかった。彼がトレーニングに連れて行ってくれて、食べさせてくれて、料理もしてくれたよ。屋内と屋外にプールがあって、ジャグジーやテニスコートまであったね。
練習は朝9時半からだったけれど、僕らは6時半に行かなきゃいけないこともあった。ロナウドがクラブにいて、僕らも一緒に行ったからね。
ナニと僕はストレッチャーで寝ながら待っていたよ。彼は自分の仕事を始めなきゃいけなかったからね。
自分にロナウドのメンタリティが5%でもあれば、当時のMFでトップ20に入っていただろうな。僕のブラジル人的な部分が邪魔をしたのさ…。全て勝ち取ったし、全て終わったと考えてしまう。もうちょっとという欲がない」
ロナウドは練習開始の3時間以上前からトレーニング場に行くこともあったとか。
その際、アンデルソンとナニは一緒に練習するのではなく、練習が始まるのを寝て待っていたそう。