【ハル・シティ: 大型補強も結果には繋がっておらず。必要なピースとは?】
19位 ハル・シティ (昨シーズン 16位)
Point: 13
得点: 15 (18位)
失点: 24 (13位)
得失点差: -8
結城「次はハル・シティになります。新オーナーの下で補強したのにも関わらず、爆死してますけども」
Sakeshiy「このチームは1試合に30分くらい、DFが無抵抗になるんですよね」
db「こないだのマンチェスター・ユナイテッド戦は、マジで勝ち点3をただでくれるのか? って思いながら見てたんだけど。無抵抗どころか、殴り返してすら来なかったよ」
結城「ガンジー的な何かなんですかね」
タカク「今3バックだっけ?」
Sakeshiy「3-5-2。というか5-3-2みたいな形を使ってましたね」
結城「スコットランドリーグから来たロバートソンが、ポゼッション面で気が利く選手なので、3バックでのポゼッションには期待してたんですけど。開幕してすぐに書いたプレビューでは、『ハル・シティとアストン・ヴィラが注目』って書きましたから残念な気持ちですね」
タカク「ここはロング(→サウサンプトン)が抜けてしまったんだよね」
広澤「代わりにアベル・エルナンデスを取ってきたんですけどね...」
タカク「偽エルナンデスね。『最初、あのエルネンデスがハル・シティに?』ってなったよ」
結城「ああ、チチャリートが真、だと」
Sakeshiy「後ね、ベンアルファを干した」
db「ユナイテッドと試合した時も、前半36分とかでいなくなってなかった?」
結城「フランス帰還が決まったとの報道でしたね。序盤は献身的に走って守備に参加したりしていて、生まれ変わったのかなと思っていましたが...。そういう意味では、全体的に『サンダーランド的なお買い物になってきたなあ』、という印象ですね。突如、お金を使い始めたと思ったら安定しない選手を買ってくるという」
タカク「でも、ここにいるべきチームではないよねえ」
広澤「戦力的には13位ぐらいが妥当と思うのですが。ただ、エースがイェラヴィッチっていう時点で、たかが知れてる感は出ちゃってますね...。悪い選手ではないんですけど、なかなか得点以外では貢献出来ないですし。こここそ、放り込みでどうにかなるチームだと思うんですけど。速くて強いって意味ではエルナンデスも同じなんですけど、献身性0ですからねぇ」
結城「エルナンデスはパレルモ時代からポテンシャルは凄いと言われ続けているんだけど、なかなか具体的な結果に結びついていないんだよね。安定しないというか」
タカク「山田直輝と一緒か。内部での評価が高いという面では」
Sakeshiy「攻撃的MFが弱いんですよね。ここ。攻撃を上手く繋いでいける選手がいない」
結城「一方で、ボランチは比較的強いですよね。昨シーズンから、そこは安定してましたし」
Sakeshiy「適当に放り込んで、マンガラがオウンゴールするくらいしか得点パターンがない」
結城「それをパターンと言っていいのか、というのは疑問なんですが(笑)」
結城「降格圏、抜けれそうですかね」
Sakeshiy「FWが弱いから、降格がないとも言い切れないよねえ」
結城「失点自体は少ないですけどねえ」
db「フィニッシャーを買ってこれるかどうかでしょ。だってユナイテッドとやった時も、奪ってから先はなんにもないんだもの。後ろはやってられなくなると思う」
結城「ハルのポジティブ要素は、守備陣ですよね。主力組は抜けてないですし」
Sakeshiy「フィニッシャーかチャンスメーカーがいれば、面白いかなと」
広澤「なんだかんだ言って10点いきそうで手前で止まって、『エース......かな......?』みたいな選手に頼るだけだと苦しそうですね」