ロドリゴ・パラシオ

所属:インテル
国籍:アルゼンチン
ポジション:FW
年齢:33歳

編集部Sが「特徴的な髪型をしたサッカー選手」で組んだドリームチームでエースに選出したパラシオ。そんな彼はもう既に33歳であり、2月で34歳を迎える。国際的なキャリアとしては遅咲きの選手であり、インテルでは欠かせない主軸といえど、将来を託すことのできる年齢にはない。

クラブとしてはシーズンが終了するごとに契約を延長するスタイルを求めるはずだが、ロベルト・マンチーニ監督が1月の移籍ウィンドウで代役を欲するのは目に見えている。出場機会も徐々に減っていき・・・という形は想像するに容易い。

母国アルゼンチンに帰るのか、インテルと1年の契約延長をするのかは、シーズン終盤まで不透明だろう。チームの主軸として引っ張り続ける存在であれば、双方納得して契約延長となるのは間違いなさそうだ。

ジョエル・キャンベル

所属:アーセナル
国籍:コスタリカ
ポジション:FW
年齢:23歳

アーセナルで出番を全く与えられていないジョエル・キャンベル。ローン移籍ばかりを繰り返してきたが、契約は残り1年になってしまった。コスタリカ代表としては良いプレーを見せているだけに期待は非常に高いのだが、何故かアーセナルでは・・・という状況に終始している。

今夏はイタリアのパレルモやトルコのガラタサライへの移籍が報じられたが、最終的にどこへの移籍することなく残留が決定。ヤヤ・サノゴがローンでアヤックスに移籍した事から、オリヴィエ・ジルーのバックアップを務める事になるのは濃厚だ。しかし、ダニー・ウェルベックも在籍していることから、簡単に出場機会をつかむ事はできないだろう。

アーセナルがワールドクラスのストライカーを望んでいるのは周知の事実。このまま契約を更新しないことは間違いなく、1月の移籍ウィンドウで誰も加入しなければ3番手としてひたすら出番を待つシーズンとなりそうだ。

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