先攻のエジプトはアブドゥラ・アル・サイードを一人目に送り込むも、これが失敗。対するブルキナファソはアラン・トラオレ、ババ・ディアワラ、ステーヴ・ヤゴと3人連続で成功を収めていく。

流れが変わったのは4人目だった。エジプトはエースのムハンマド・サラーが右ポストに当てながらネットを揺らす。

その直後、ブルキナファソはGKのエルヴェ・コフィがキッカーに。彼が蹴ったシュートはコースが甘く、44歳のGKイサム・アル・ハダリーが片手で掻き出す。

さらにエジプトは5人目アームル・ワールダーが成功し、残すはブルキナファソの最後のキッカーのみ。

ベルトラン・トラオレが放ったシュートもほぼ中央に飛び、アル・ハダリーは残した体でブロック！エジプトが大逆転で勝利を収めた。

この試合やや空中戦で不安定なプレーを見せていた大会最年長、44歳の守護神イサム・アル・ハダリーは、PK戦になって大活躍。決勝進出の立役者となった。

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