招待国として20年ぶりにコパ・アメリカに参戦した日本代表。

東京五輪世代を軸に編成されたチームは優勝候補のウルグアイに2-2の大熱戦を演じ南米のサッカーファンを驚かせたが、2分1敗でまたしても勝利をあげることはできずグループ3位での敗退となってしまった。

ただ個人では確かな能力を発揮し、今後の日本代表に必要であることを示した選手も。そんな5名を紹介しよう。

久保 建英(FC東京→レアル・マドリー)

大会最年少18歳で選出された“日本のメッシ”は、その卓越した技術とビジョンによって幾度となく決定機を演出した。

チリ戦ではあのビダルやメデルを翻弄し、エクアドル戦は7本のラストパスを供給。これは大会全体でも2番目の数字で、チームは敗退となったもののグループステージでの主役の一人となった。

仮にA代表が参加していても彼ほどのプレーをできる選手がいたかどうか。もはや世代に関係なく、日本に欠かせない選手になったと言っていいだろう。

この夏からレアル・マドリーのリザーブにあたるカスティージャでプレーすることになっているが、SNSなどでは国内外を問わず「トップチーム入りをさせるべき」といった反応も出ている。