相馬勇紀

11月シリーズで5カ月ぶりに招集され、ワールドカップ2次予選初戦のミャンマー戦に先発した相馬勇紀。彼らしいプレーを見せてくれたが、結果を出すことはできなかった。

縦への突破力やクロス精度、守備での貢献度の高さなど、相馬のストロングは同じポジションの三笘薫や中村敬斗と比べても決して劣らない。

ただ、三笘は縦ではなく斜めにエリア内へ侵入することができ、中村も代表4試合で4ゴールとエリア内での決定力が際立っている。最近の日本代表は右サイドからの崩しが多く、左サイドの選手にはエリア内での仕事の質も求められている。

所属のカーザ・ピアで昨季18試合に出場し2ゴール。今季もここまで10試合で0ゴールの相馬にとって、日本代表はワールドカップ前よりも遠い存在となっている。