ワールドカップ最終予選を戦う日本代表メンバーに招集されたセルティックの旗手怜央。
先日のダンディー・ユナイテッド戦でのタックルが現地で物議を醸している。
足裏を見せた旗手のタックルは相手の足を捕えてしまったが、判定はイエローカード。一発レッドでもおかしくないと指摘されているのだ。
【動画】一発レッドだった!?セルティック旗手、問題のタックルシーン
ただ、『Football Scotland』によれば、ダンディー・ユナイテッドの監督は、旗手への過度な批判は避けるべきだと述べたという。
昨年12月、ダンディーMFカラム・ブッチャーはセルティックMFデイヴィッド・ターンブルへのタックルが問題視され、3試合出場停止という遡及的処分を受けた(試合中はイエローカード)。指揮官はそういう騒動にはなってほしくないと考えているようだ。
トーマス・コート(ダンディー・ユナイテッド監督)
「選手へのケアが本当に大切なことは分かっている。だが、ブッチャーの件で嫌だったのは、タックルをめぐる大騒動だ。
彼は吊るし上げられて、八つ裂きにされた。あれにはがっかりした。
セルティックやレンジャーズではない選手がオールドファーム(セルティックとレンジャーズ)相手に熱の入り過ぎたタックルをした時の大騒ぎは酷いものだ。
カラムが餌食にされていると感じたことを覚えている。旗手にはそうなって欲しくない。
彼は退場にされるべきだったかもしれないが、試合では多くのことが起きる。
もし、私が旗手への遡及的処分を望むなら、自分は偽善者になってしまうだろう。
カラムのような大騒ぎは望んでいなかったし、いまでもそうだ」
旗手は一発退場になるべきだったかもしれないとしつつ、袋叩きにするのは違うと感じているようだ。