15番:FWアンヘル・コレア
アトレティコ・マドリーに所属する27歳のFW。
ロサリオの危険な地域で貧困のなかで育ち、10歳で父親を亡くしたため、8人の兄弟を養い、母の世話を手助けした。
「銃弾で多くの友を失くした」と話しており、兄弟2人も失くしている。だが、11歳でスカウトに見出され、サッカーで人生が変わった。
「子供の頃の一番幸せな思い出は、父が赤ちゃんサッカーに付き合ってくれたこと。父が10歳になるまで一緒だったのは幸運だった。
父が亡くなった時に受け取った手当ては母に渡した。とても少ない額で数千ペソほどだったが、そのおかげで家族は1日1食にありつけた。
母は『私はお腹が減ってないから』と言って、家族たちが少しずつ食べられるようにしてくれた」