仲本「私は地元のFC琉球が好きで、番組の中で地元のバスケチームや様々なスポーツの事にも触れるんですけど、FC琉球を優先させたいという気持ちがありました。FC琉球の試合を取材している時も、ラジオの仕事で途中で帰らないといけない事とかあって、それが少し残念に思っていました。また、ラジオというのは客観性が大事で、自分の意見はあまり挟めません。 誰にでも分かる様な浅く広い表現の仕方で、声のみですし時間制限もあって世に伝えられる情報量に限界を感じました」
平安山「確かにどうしても制限はありますね。ご自身のやりたい様にやるというのは難しいかも知れません」
仲本「なのでラジオで言い切れなかった消化不良の自分の意見はTwitterやブログで発信していたんです。そしたら当時ゲキサカの担当をしていた方が見ていてくれて、声をかけてくれました。今は町田ゼルビアの広報をやっている近藤さんという方です。驚きましたよ。それがライターに足を踏み入れた瞬間ですね」
平安山「僕もTwitterなどSNSの発信から取材が来たり、ライターとして執筆依頼が来たり、中には監督としてのオファーを受けた事もあります。ライターをやりたい方はまずは発信してみる事が大事なのかも知れません」
仲本「ゲキサカからスタートさせたライター人生なんですけど、書いていたらまた別の媒体からも次々とオファーが届く様になりました。その時はエルゴラや高校サッカー名鑑、スポーツ報知など。初給料の時の喜びは格別でしたね。その経験から現在は各媒体でFC琉球の番記者をさせてもらっています」