▼GKについて
今回の合宿ですけども、3人のキーパーを選びました。
Jリーグ、国内でプレーしている3人です。
GK:
西川 周作(浦和レッズ)
東口 順昭(ガンバ大阪)
六反 勇治(ベガルタ仙台)
皆さん見られて分かる通り、初めて今回川島がグループに入っていないということになります。
残念ながら彼はまだ自分のクラブを探すことができていません。長い期間見つけていません。
ただ、おそらくもうしばらくしたらあるクラブに決まると思うのですけども、ここ4-5年ずっと日本代表の先発メンバーでありながら海外のクラブを見つけられないというのは少し驚きを感じています。
彼がしっかりプレーできてなおかつ良いクラブが見つけられるように期待しています。
彼に代わる選手はなかなかいないのですけども、ただこの3人は国内でしっかりパフォーマンスを見せていますし、このリストの中に入ってきても全く問題のない選手だと思っています。
彼らはチャンスを掴んでほしいと思います。そしてそれを見せる。そして自分にも自信を持ってやってほしいと思います。
確かに少し経験はまだ少ないかもしれませんが、代表の試合というものはしっかりと自信をもって戦わないと難しいものになります。
我々テクニカルスタッフでしっかりと彼らをカバーしながら、この合宿で良い準備をして入れるようにサポートしています。
そして何人かのテクニカルスタッフは西川のトレーニングにも視察に行ってもらって、少し合宿のための準備を手伝ってもらっています。偶然がないようにしっかりと準備したいと思います。
前回、中国でやった時にもかなりのものが発見できました。そして、代表のレベルを彼らに見せてほしいなと思います。
川島に関してはできるだけ早く見つけてほしいなと思っています。
例えばフランスなんかもしっかりサポートしていきたいと思っていますし、そういったこともやっていたんですけどもポジティブなレスポンスがありませんでした。
川島はしっかりとしたクオリティを持っているので、どこかクラブを見つけられると思っています。
この3人は中国に一緒に行ったんですけども、西川と東口はむこうでプレーしました。そしてクオリティもしっかり見せてくれました。少し経験は少ないと思いますけども、このようにしてどんどん経験を積んでいってほしいな、と。
この5年、川島が先発で出ていましたので、他の選手がほとんどプレーできていないという状況にありました。この状況では心理面の準備がかなり必要になってくると思います。
そして先ほど言いましたように、いろいろな予想をしてテクニカルスタッフにもいろいろなクラブに行ってもらって、いろんな関係者とディスカッションを重ねてきてもらっています。
ディフェンスにいきます。